2026年(令和8)8月5日、池井戸潤先生の新刊「ハヤブサ消防団 森へつづく道」が発売されました。
もう皆さん、読みました?
今回は、ネタバレはできるだけ最小の書評です。
「読みドコロ」の解説になります。
そして今回も当然、筆者の体験談!
いつもの物語会話形式で書評をお伝えします。
詳細、下記参照。
1. 「ハヤブサ消防団 森へつづく道」の3つの読みドコロ
A. 正義 B. 世に問うべき作品 C. 風情等
2.ピョンサブローのいつもの「お約束」、行動結果報告
3.「発売日」当日の様子
今回は久々に、「跳ぶ読書の必要悪」の彼に登場してもらいましょう。
ちょっと彼のこと、筆者は忘れてました・・・
えっ?誰のことかって?
それは下記を読んでのお楽しみ・・・
1-23-75話(章番号、Profile参照)
75-① 「ハヤブサ消防団 森へつづく道」発行!
オレの名前はヘビオ。
人呼んで、「跳ぶ読書の必要悪」とはオレのことさ。
もう昼休み前。
いつもの会社前の「喫茶 ピョン」の日替わりでも食べながら、悪だくみでもするか・・・
「混みあってますので、御合席になると思いますがよろしいですか?」
ウエイトレスから言われ、4人掛けの席に座る。
いつものカウンターは既に満席だから仕方ない。
変なヤツさえ来なければ、問題ないだろう。
だが、変なヤツは来た・・・・・・
「御合席ですが、よろしくお願いします。」
ウエイトレスの声に続いて来たのは・・・
なんだ、ヘビオじゃないか!
知り合いだから、全然「御合席」問題ないですよ。
そうだね、ウエイトレスのお姉さん、
あと、日替わりランチ2つね!
こっちは実は「問題」あるんだよ!
ちぇ、一人でランチを食べながら悪だくみ、いや、考え事しようと思ったのに台無しだ。
さらに、災難(?)は遅れてやって来る。
あら、ピョンサブローさん達じゃないの。
ちょうど席がなくて困っていたトコなので、相席いいかしら?
もちろん、全然問題ないよ!
この店は「日替わりランチ」がイチオシだよ!
こっちは「問題」あるんだよ!
「一人でランチを食べながら考え事」、無理だな・・・
というワケで、4人でランチとなったのだった・・・
ちなみに4人は「ツチノコデザイン 株式会社」の同僚です。
ところで、池井戸潤先生の新刊「ハヤブサ消防団 森へ続く道」は読んだ? よかったのよね・・・
下記、作品だよね!
もちろん、読了済さ!
そう、久々の「ハヤブサ消防団」の世界、堪能できたよね!
オレ、買うだけ買ってまだ読んでない・・・
そうか・・・じゃあ「ハヤブサ消防団 森へ続く道」の世界、ネタバレはできるだけ最小で教えてあげよう!
本当は、「語りたいだけ」のクセに・・・!
75-② 「ハヤブサ消防団 森へつづく道」3つの「読みドコロ」!
「ハヤブサ消防団 森へ続く道」、下記3つの「読みドコロ」があると思うんだ。ネタバレ最小にするため、あえて断片的に話すね!
A.正義について
B.才能、そして世に問うべき作品について
C.他作品とのリンク、そして風情
全然、わからない・・・
確かにこれだけではわからないよね。ネタバレ最小で少し説明するね!
A.正義について
最初から大きなテーマだよね。ネタバレ最小ピックアップをすると、原作には下記のように書かれているんだ。
P407/世の中っていうのはね、綺麗事や正義だけでできているんじゃない。-中略- 立場によって善悪は変わるし、善悪の定義すら変わる。
P410/-- 世の中っていうのはね、綺麗事や正義だけでできているんじゃない。たしかにそうだろう。だが、綺麗事や正義に背を向けた者が辿るのは、堕落の道である。
池井戸潤 「ハヤブサ消防団 森へつづく道」より
ページ数は集英社第1刷・単行本のページ
最近の池井戸潤先生、このテーマは多いわよね。下記前作の「ブティック」でも、下記のような表記があったわ・・・
P96/あのさ、世の中の正義と銀行の正義ってちがうんだよ(中略)雨宮は自分の正義が銀行のルールに優先されるものだと思ってるみたいだけど、本当にそうなの?
P550/いや、銀行だけではなく、世の中の会社、あるいは政治の世界でも、そんな理不尽が罷り通っている。社会の正義と、会社という組織の正義は違う。きっとその矛盾こそ本当に戦うべきものなのだろう。池井戸潤 「ブティック」より
ページ数はダイヤモンド社第1刷・単行本のページ
「必要悪」だと自負してるオレにとって、考えさせられるな・・・
2作連続のこのテーマ、池井戸先生が作品上で語りたいテーマなのかもしれないね!
B.才能、そして世に問うべき作品について
2つ目は才能、そして世に問うべき作品についてだよ。原作には下記のように書かれているんだ。
P378/世の中には、決して超えられない才能があると思います
P382/自分に運命づけられたような背景を伴っていて、自分が書くからこそ意味のある小説があるのではないかと。 -中略- あえていえば、倒錯や剽窃ではなく必然であるとでもいうような。
池井戸潤 「ハヤブサ消防団 森へつづく道」より
ページ数は集英社第1刷・単行本のページ
「才能」がないヤツだとダメなのか・・・?
いやそんな後ろ向きの事ではなく、池井戸潤先生は逆に世の中には稀有な才能や運命、そして背景がある人がいるという事実を知らしめたかったのじゃないかしら・・・
そうだね、客観的事実として「その人の個性=才能」はその人独特のモノだよね・・・!これだけは努力ではなく、存在の有無の問題だね。
C.他作品とのリンク、そして風情
最後の3つ目は、今までと打って変わって柔らかいテーマ。原作には下記のように書かれているんだ。
P101/近くにある中山田行きつけの「かと勘」という寿司屋である。-中略- 一見客、お断り、カウンター一本、六席だけの店である。
P279/田舎の家で、夏の縁側に座って呑む酒ほど旨いものはない。
池井戸潤 「ブティック」より
ページ数はダイヤモンド社第1刷・単行本のページ
池井戸先生のファンなら、「きゃあ、『かと勘』じゃないの!」と歓声をあげたハズ・・・私の大好きな花咲舞ちゃんが、下記の作品で同僚の相馬さんと話した店よ!・・・
この作品、オーディブルでのみなのか?
いやいや、下記の「花咲舞が黙ってない」に収録されている1つの短編よ!
そう、池井戸先生の作品でたまにある「他作品とのリンク」読んでいて楽しいよね。
例えば「白水銀行」なんて、池井戸先生の数々の作品で登場するよね。
あとはこの「ハヤブサ消防団」シリーズでよく語られる田舎の情景だよね。日本の山中の田舎の様子、美しく語られてるよね。
オレも、田舎の夏の縁側で旨い酒を吞んでみたい・・・
75-② ピョンサブローのいつもの「お約束」
そういえばピョンサプローさん、いつもの「お約束」は実行したのかしら?
もちろん、当然のことで行動済さっっっ!
なんだい、いつもの「お約束」って?
お約束とは・・・
新刊発売時、発売日前にフライング発売している書店があるか確認する!!!

ここからは筆者の、実体験記です・・・
今回は、2026年(令和8年)8月5日(水)が発売日でした。
2026年(令和8年)8月3日(月)=発売日の2日前
2日前。月曜だから目立たないので売るとしたら今日からかな?
2日前のこの日は平日ということもあり、夜に「中」レベルの書店しか回れませんでした・・・
ない・・・・・・
2026年(令和8年)8月4日(火)=発売日の1日前
1日前。前日だから、今日からかな?
1日前のこの日は仕事で超残業。夜に「小」レベルの書店しか回れませんでした。
ない・・・・・・
なによ! 全然お話にもならないじゃないの!
そう、お話にもならない・・・もう、都会では「フライング販売」って絶滅したのかも・・・
でもでも、だから発売日当日の様子をレポートするね。
75-③ 発売日当日の様子
気付いたんだけど、発売日の2026年(令和8)8月5日って下記作品の発売日でもあったんだ!
2026年7月23日未明、亡くなったばかりの大作家じゃないか。
ご冥福をお祈りします・・・
でも、その直後の発売日と同日とは・・・相手が悪いよね。
そこで、「大」書店だとどんな風なのか、池袋の三省堂書店に行ってみたんだ。
やはり大々的に宣伝されていたのは、東野圭吾先生の「永遠の記憶」だったね。

池井戸先生の本は、全然隅の方なのかい?
ところが、全然そうでもなかった!
平積みでも棚でも、大きな扱いだったんだ!


思いのほか、大きな扱いね!
まあ、本屋さんも商売だからね・・・
まあ、池井戸先生も東野先生も発売日では同じくらいの扱いだったというのが、今回の情報収穫かな!
ここまで来たらピョンサプローさん、次回も「いつものお約束」として発売日前後のレポートはしてくれるのよね!?
そうだね、ここまでくるといつもの「ルーティン」としての行動としようと思っているんだ!
フライング販売調査及び発売日当日の様子、次回もレポートすることをお約束しようじゃないか!
忘れたりしたら、絶対許さないよ!
ちょっとなによ、4人で楽しくランチ風景???
ランチ風景なんて、ほとんどないじゃないの!
それに「跳ぶ読書の推しの子」ことこのエルちゃんを登場させないとは、著者に後から文句の嵐攻撃よ!
というワケで、最後のまとめよ!
1.「ハヤブサ消防団 森へつづく道」の3つの読みドコロ
A. 正義 B. 世に問うべき作品 C. 風情等
2.ピョンサブローのいつもの「お約束」、行動結果
3. 「発売日」当日の様子
この「ハヤブサ消防団」って、シリーズ化しそうな予感がありますよね。
シリーズと言ってもまだ下記の2冊のみ。
2冊だけだから追いついてない方、まだまだ間に合うからご安心を。
前作では、ドラマもありましたね。
いいドラマだっただけに、ぜひとも続編希望してます。
今回は「池井戸潤プロジェクト2026」の第2弾の作品です。
え?「池井戸潤プロジェクト2026」を知らない?

というワケで・・・・・・当然、次回に続く。–
1-23-75話終了/1-23-76話に続く
