池井戸潤先生が原作、映画「アキラとあきら」の公開が2022年8月26日(金)から始まりましたね。
映画館って、どんな様子? 肝心の映画って面白い? 公式バンフレットってどう?
あなたもそう思いますよね。
この話は、上映映画館の様子・映画の様子・公式映画パンフレット、筆者が実際に観覧体験した速報です。
この話で下記「跳ぶPoint」がわかります。
1.上演直後、上映映画館・新宿TOHOシネマズの様子
2.映画「アキラとあきら」の見所
3.公式パンフレット映画「アキラとあきら」
当「跳ぶ読書」、いつもの体験小説形式でお楽しみ下さい。
4-① 新宿TOHO シネマズ
きゃぁー!!ゴジラよゴジラ!!!この実物が見たかったの!!!
喜々として、スマホで写真を撮りまくっているピョン子。
こんなに喜んでもらえて、一生懸命予約してよかった・・・
場所は新宿。
2022年8月27日(土)は快晴だった。
新宿・TOHOシネマズに着く。
券売機「VIT」で「4ケタの購入番号」と「登録した電話番号」を入力して・・・
何の問題もなくチケット発券、無事完了。
見て見て、空席状況よ。思ったよりも、まだ空席があるのね!
うーん、「アキラとあきら」も「ポケモン」には、かなわないのか・・・
そうね ・・・まあ、他は他だから気にしないわ!!!
そうだね。ところで飲み物やポップコーンでも買う?
いらないわ・・・この映画、とってもとっても楽しみだったの!
映画に集中したいわ!
了解!じゃあ入ろうか!
待って・・・映画パンフレットだけ買わせて!この映画のパンフレットだけは、Webじゃなくて映画館で買いたかったの!
二人は映画館に入って行った。
一匹のヘビが、一緒の会場に入っていたのも知らずに・・・・・・
4-② 映画「アキラとあきら」の見所
映画、終了。
いやぁ・・・とってもよかったわ・・・
映画に感動した様子のピョン子だった。
もう12時だし、2人で一緒に昼ごはんでも食べようよ!
(こっちも今日の目的なのさっっ!)
その時だった。ヘビが出現。
「おっ? ピョンサブローじゃないか?」
お、お前は・・・
ピョンサブローの恋敵、ヘビオの登場。
なんだ、ピョン子ちゃんも一緒じゃないか。「アキラとあきら」感動的だったね。一緒に感動を分かち合うため、皆で昼ごはんでも食べようぜ!
映画の感動冷めやらぬピョン子は・・・
そうね!皆でいろいろお話しましょう!
・・・・・・・・・・・・
あぜんとするピョンサブロー・・・・・・
舞台は昼食。ピョンサブローが事前にチェックしていたイタメシ屋さんだ。
ちぇ・・・ピョン子ちゃんと2人で食事の予定だったのに・・・
いやあ、「アキラとあきら」よかったね。特に悪役2人の叔父さん、児島一哉さんとユースケ・サンタリマアさんの演技が絶品だった。あの憎々し気な悪役、名演技だったね!
悪役、やはり悪役を知る・・・(筆者の独り言です)
私はやはり主演の2人に感動かなぁ。確か原作にはなかったと思うんだけど、階堂彬=横浜流星さんの2人の叔父さんに対する土下座には驚いたし感動したわ!興味本位ではなく、やっぱり池井戸作品には土下座が不思議と感動するのよね!
オレは不甲斐ない弟の龍馬を演じた高橋海人さんがよかったかな。たかがアイドルKing&Princeの1人だと見くびってたけど、若社長の初々しさや若さゆえの過ちをうまく演技していたよね!
あと、山崎瑛の上司、不動部長の江口洋介さんも最高だったわ!「確実性、確実性」って言葉を脳に染みこみこませる演技だった。融通が利かないようで、実は見るトコ見ていて信念がある・・・あんな上司ってある意味ステキよね!
これ以上3人の話を聞いているとネタバレになりそうだから、このへんにしておきましょう。
3人は3時間、熱く「アキラとあきら」について語ったのだった・・・・・・
4-③ 公式パンフレット映画「アキラとあきら」
エル、ただいま!お土産の映画パンフレットだよ!
ピョンサブローは同居している妹のエルに、「アキラとあきら」のパンフレットを渡した。
わぁ!ありがとう!
すごぉい!表紙に金箔押ししてあって、キラキラね!
そう、表紙に箔押ししてあってキラキラなのだ。(アキラだから、キラキラ???)
A4版(297㎜×210㎜)、40ページ(表紙込)、針金綴じ(中綴じ)のパンフレットだった。
**筆者より**
久々に映画パンレットって買ってみました。
映画の復習には最適ですね。
映画を振り返るだけでなく、見逃していた所の発見もできました。
東海商会の経理課長の日高典夫、アキラ100%さんだったんですね。
どこかで見た顔だなぁと思って映画を見てましたが、パンフで確認してビックリ!
「アキラとあきら」に「アキラ100%」が出演・・・
なかなか、イキなキャストですね。
また、人物相関図やイーストオーシャン下田の売却案の図等、原作本にはない一覧図表がとても分かりやすかったです。
880円出しても、コスパは満点ですよ!
パンフ本体は税込880円。それはいいにしても、袋は10円もしたんだぜ!
セコイこと言わないの!ピョン子さんに嫌われるわよ!
それで、デートはどうだったの?
耳を、ダンボのようにして聞いてくるエル。
今日のいきさつ、話をしなくてはどうせ眠らせてもらえない、とわかっているピョンサブロー。
映画の話・ヘビオ登場・3人の食事の話をした。
うーん!さすがはヘビオさんね。計画的な行動ね・・・
えっっ?。映画館の前で会ったのは偶然じゃないのか?
当り前じゃない!相手は、あの粘着質のヘビオさんよ。
計画的に決まってるわ! きっと、予約からすべて計画通りよ!
へっへっへ・・・計画通りだぜっっ!
エルの言う通り、ヘビオの計画通りだった。
「8/27(土)のできるだけ早い回に行く」と盗み聞きしたヘビオ。
とりあえず8/27(土)の一番早い回を予約して観覧し、出口で待ち伏せしてたのだった。
もし違う回だったら・・・それぞれの時間に待ち伏せすればいい・・・本当に執念だった。
そっか・・・。悔しくなってきたなぁ・・・
お兄ちゃんも負けないように、がんばりなさい!
そうだね、もう1度本を読んで、学んでみようか・・・
確かに原作本、素晴らしい作品だと思います。
そういえば、当「跳ぶ読書」の記念すべき第1話も「アキラとあきら」でした。詳細、下記リンク参照。
第1話、そして今回の第20話、いずれも「アキラとあきら」とは、この小説の主題の1つである「宿命」を感じてしまった筆者でした・・・
まだまだ、「跳ぶ読書」は終わりません。いろいろな新しい表現方法・デザイン・そしてもちろん内容を模索して邁進していきます。
ピョンサブローとピョン子はどうなるのか、そしてエルにとっても気があるカメキチの恋は・・・
当然・・・・・・次回に続く
2-4-20話終了/2-5-21話に続く
*2022年8月29日初掲載