ドラマ「花咲舞が黙ってない」考察・小ネタ・原作対比-後編-

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ドラマ「花咲舞が黙ってない」(池井戸潤・原作)、2024年春放映中です。

この章では、ドラマ「花咲舞が黙ってない」の考察、小ネタ、

原作対比等を述べて行きます。

1つの章では収まらなかったので、この章は第6話以降の後編になります。

第5話以前の前編、もし御覧になっていない方はこちらから参照下さい。

この章につきましては毎週更新。原則、放送週末の日曜に更新予定。

当然、この「跳ぶ読書」はいつもの小説形式。毎週、お楽しみください。

2-23-47話(章番号、Profile参照)

目次

47-① 第6回放送/「死んでない恋人!?」2024年5月18日(土)

ピョンサブロー
ピョンサブロー

さて、第6回。今回のような「推理モノ」には、やはり「跳ぶ読書の情報屋」ことカメキチを呼ぶしかないよね!

カメキチ
カメキチ

「情報収集」でオレの右に出るヤツはいないぜっ!
でも、今回は結構想定がハズレたかな・・・詳細はあとから説明するね。

ピョンサブロー
ピョンサブロー

とりあえず、「レッツゴー~~!」
第6回、酔っ払った昇仙峡玲子役・菊地凛子さんのこのセリフ。とても可愛かったです・・・

①-A 原作対比

カメキチ
カメキチ

原作は「神保町奇譚(じんぼうちょうきたん)」という章からだったよね・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

下記も、出ているんだよね・・・

カメキチ
カメキチ

そう、原作本で「神保町奇譚(じんぼうちょうきたん)」という章もあるし、AmazonのKindle Singleからもこの章だけで出ている名作だよ読んでない方、必読だよね。単行本だけでなく、上記リンクからだとこの作品のみ読むことができるよ。

ピョンサブロー
ピョンサブロー

下記の宮崎美子さんがゲスト。今回のメインストーリーは原作に忠実。もの哀しく、それでいて心温まるお話だったよね・・・

ここで皆様に筆者から、正直に陳謝します

当然、筆者はこの「神保町奇譚」は読んでました。

でもこの話だけは他の話と違い、もの哀しくて心温まるお話です。

他の章とは一線を引いた、ちょっとこの章のみ異なるお話です。

ピョンサブロー
ピョンサブロー

この話だけは他の章とは違い過ぎ・・・だから、絶対テレビドラマでは使われない・・・

だから、この「ドラマ・花咲舞シリーズのブログ」で筆者はあえて取り上げてませんでした。

ごめんなさい。

カメキチ
カメキチ

そう思ってたんだよね・・・確かにこの章は他の章とは異なっているよね・・・

皆様、気付きましたか。

カメキチ
カメキチ

今回は「お言葉を返すようですが・・・」と舞が言い放つような、典型的な悪役がいないんだ!!!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

もの哀しく、それでいて心温まるお話だったよね・・・
悪役、必要がないお話だった・・・

たまにはな! でも「必要悪」忘れるなよっっ!!!

ヘビオ
ヘビオ

ヘビオ、うるさい!

倒産した会社の残金、亡くなった方の銀行口座使用の是非が問われるかもしれませんが、それはそれとしましょう。美談として、素直にお話を受け入れましょう。

①-B 昇仙峡玲子と「川野直秀(演:平原テツさん)」

カメキチ
カメキチ

原作とは全く異なるけど、とっても可愛かったのは下記、酔っ払いの昇仙峡玲子だよね!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

原作ではサイボーグ的な描写が多く、人間的な側面があまり読み取れなかった昇仙峡玲子だけど、菊地凛子さんの名演だよね・・

カメキチ
カメキチ

「川野直秀(演:平原テツさん)」、昇仙峡玲子の恋人であり、相馬健のよき同僚だったとわかったね!

「銀行を良くしよう」と理想に燃えていたが、自殺してしまった川野直秀。

昇仙峡玲子と相馬健が亡き川野の意志を継ぎ、半沢直樹を巻き込んで「銀行を良くしよう」と奮闘するのがこれからの展開でしょう。

そして不正を暴こうと暴走(?)していくのは、当然・花咲舞・・・・・・

さてさて、今後も考察・小ネタ・原作対比を続けます。

この章に限り毎週日曜更新し、月曜には皆様へはお伝えできるようにします。

というわけで、当然次回に続く!

ここまで、2024年5月19日(日)に記載

47-② 第7回放送/「犯人の動機は銀行!?」2024年5月25日(土)

ピョンサブロー
ピョンサブロー

さて、第7回。今回は本当に支店長がクズだった・・・まあ、クズが出ないと、このドラマは成り立たないよね。だから今回は「跳ぶ読書」のクズこと、ヘビオに登場してもらおう!

ヘビオ
ヘビオ

だれがクズだ!
「必要悪」と呼べ!!!
こんな役も、必要なんだっっっ!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

確かに、ドラマには必要かもね・・・

②-A 原作対比

ピョンサブロー
ピョンサブロー

今回は、ほぼ原作に近いストーリーだったね。

ヘビオ
ヘビオ

そう!下記の違いくらいだった・・・

原作:「花咲舞が黙ってない」/第四話 暴走
・人々に迷惑かけるのは、欠陥住宅を販売し続けた「舟町ホーム」


ドラマ:第7話 「犯人の動機は銀行!?」
・人々に迷惑かけるのは、業務用欠陥ガス機器を販売し続けた「舟町ガス」

ピョンサブロー
ピョンサブロー

どうして「住宅」→「ガス」にしたんだろう?

ヘビオ
ヘビオ

勝手な想像だけど、下記「健さん」が困る所を描写して、人々の迷惑となった所を現したかったのかも・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

確かに「ガス」が使えないと「酒肴処 はなさき」は大打撃だよね!

困る人々の姿の描写のため、「舟町ホーム」→「舟町ガス」に設定変更したのでしょうね・・・

他の「オトナの事情」ってモンがあるのかもしれませんが、そこは詮索しても仕方ないので、考察はこんなところに留めておきましょう・・・

②-B 原作とは180度異なった、昇仙峡玲子の最後のシーン

ヘビオ
ヘビオ

原作とは180度異なったのは、下記昇仙峡玲子のラストシーンだった・・・

いつものように、上記のように「お言葉を返す」舞に対して・・・

ヘビオ
ヘビオ

原作とは180度異なったというのは、下記がポイントだ!

ドラマ
昇仙峡玲子は、闇を暴く舞を目撃。真相を知り、舞には忠告。そして紀本には真相を報告。


原作
昇仙峡玲子は、四谷支店の不正を暴くことができず、紀本には当初では「問題ナシ」と報告。だが真相が事務部からの報告書から発覚し、紀本のメンツも丸つぶれ。

ピョンサブロー
ピョンサブロー

昇仙峡玲子の状況報告ミスが、無くなっている・・・

そう、原作とは異なり、ドラマでは昇仙峡玲子のミスにはなりませんでした。

昇仙峡玲子、ドラマでは最後には「舞の強い味方」となる伏線のためでしょうか・・・

さてさて、クライマックスも近づいてきました。

今後も考察・小ネタ・原作対比を続けます。

この章に限り毎週日曜更新し、月曜には皆様へはお伝えできるようにします。

というわけで、当然次回に続く!

ここまで、2024年5月26日(日)に記載

47-③ 第8回放送/「死者からの彼岸花!?」2024年6月1日(土)

ピョンサブロー
ピョンサブロー

さて、第8回。いよいよクライマックスが近づいてきたね!
今回はこの人を呼ばないのは絶対不可、「跳ぶ読書の花咲舞」ことピョン子ちゃんに登場してもらいましょう!

一つだけ言っておくけど、「跳ぶ読書の花咲舞」っていうフレーズ、2022年からのものよ!
そんじょそこらの「にわか」とは違うこと、覚えておきなさい

ピョン子ちゃんの言う事はもっとも。下記の2022年の記事参照・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

とりあえず、第8回のお話にしましょう・・・

③-A 原作対比

ピョンサブロー
ピョンサブロー

相馬の同僚で昇仙峡の元恋人、「川野直秀」って名前、どうしても思い出せなかった・・・
下記の原作「花咲舞が黙ってない」では登場しない人物だからね!

そうね、今回は下記の花咲舞シリーズ第1作・「不祥事」から、『彼岸花』っていう章からのお話だった!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

「花咲舞シリーズ」第1作が「不祥事」だったけど、もうこっちからの原作使用はないと思って忘れてた・・・

思わず、花咲舞シリーズ第1作・「不祥事」を読み直してしまったわ・・・やはりオススメの1冊よ!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

原作との違い、いろいろあったよね・・・

細かいことはいろいろあったわね。
でもやはり、最大のポイントは下記ね!

「川野直秀」名義で彼岸花を送った人
◆原作/「川野直秀」の元妻
◆ドラマ/「川野直秀」の元恋人=昇仙峡玲子

ここから示唆されるのは・・・

「昇仙峡玲子の怨念」、如実に表現でしょうね。

やはり昇仙峡玲子、まだまだ恨みは忘れてないというポイントね!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

確かに昇仙峡玲子からの方が、主要登場人物だし、怨念の伝わり方が違う・・・怖いよね!

昇仙峡玲子、原作よりもドラマの方が大活躍しそう・・・

これからが楽しみです。

③-B クライマックスに向けて・・・

いよいよ、クライマックスが近づいてきたわね!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

ちょっとだけネタバレすると、相馬健役が山本耕司さんだと発表される前からピョンサブローが楽しみにしていた下記シーン、これからあるハズ・・・

舞ちゃんが左遷される相馬との別れで、相馬の大切さを再認識するシーンよね・・・涙・涙・涙よね・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

最後の「ラスボス」、この分だと下記・要潤さんが演じる紀本平八になるんだろうか・・

次回予告で「エリア51」という単語、いよいよ出て来たわ!

ネタバレなのであえて言及はしませんが、「エリア51」という単語、クライマックスに直結するハズです・・・・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

原作だと最後の「ラスボス」はまだ未登場の人になるんだけど、ドラマでは要潤さんが演じる紀本平八になるのかなぁ・・

紀本はまだ「お言葉を返されて」ないわ!
それに、忘れていけないのは、昇仙峡玲子の怨念よ・・・

何となくですが・・・筆者はやはり「ラスボス」、これから登場すると思います。

根拠は・・・何もないのですが・・・紀本平八では、少し「小悪党」では???

さてさて、放送もおそらくあと2回、全10話ぐらいだと思ってます。

今後も考察・小ネタ・原作対比を続けます。

この章に限り毎週日曜更新し、月曜には皆様へはお伝えできるようにします。

というわけで、当然次回に続く!

ここまで、2024年6月2日(日)に記載

47-④ 第9回放送/「さよなら 臨店班」2024年6月8日(土)

ピョンサブロー
ピョンサブロー

さて、第9回。ラス前だね!
今回は誰を呼ぼうかなぁ・・・

エル
エル

ちょっとちょっと「跳ぶ読書の主人公」のこと、私・エルを忘れちゃダメじゃないのっっ

ピョンサブロー
ピョンサブロー

「跳ぶ読書の主人公」かどうかはともかく・・・
まあ、今回はエルちゃんに登場してもらいましょう!

④-A 別れの相馬

エル
エル

今回は相馬の下記言葉が、涙・涙・涙だったわ・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

原作でも左遷されたけど、原作よりも涙・涙・涙だったね・・・

その通り。

原作との相違、下記の通りです。

原作/「いやあ、いままでお前には散々な目に遭わされてきたからなあ。これで肝を冷やすこともなくなるかと思ううと、ほんとせいせいするぜ」
いつもの憎まれ口に泣けてくる。


ドラマ/「こんなことで花咲舞が黙るのか!・・・(中略)正しいと思う事、ためらわずにやれ!」

エル
エル

「別れの相馬」、原作よりも心情描写、そして言動、素晴らしかったわ・・・

④-B 昇仙峡玲子の矜持

エル
エル

今回のラストシーン、昇仙峡玲子の下記言葉、いよいよ矜持が見られたわ・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

原作ではハッキリとした花咲舞への協力はなかったけど、ドラマでは明確に花咲舞の協力者として銀行改革に乗り出すんだね・・・

昇仙峡玲子、最後の大活躍が楽しみです・・・

④-C 最終回に向けて・・・

エル
エル

次回がいよいよ最終回、クライマックスよね

ピョンサブロー
ピョンサブロー

ちゃんと、ラスボス候補も登場したよね!

エル
エル

でも最後に「お言葉を返される」人、やはりこの人になりそうね・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

次回予告だと、下記半沢直樹と花咲舞の対面もありそう!
原作通りだと最後に半沢直樹が大活躍するけど、それもとっても楽しみ!

今までの流れ、筆者としては原作とドラマ、イイ感じで融合していると思ってます。

さてさて、放送もあと1回、最終回を残すだけとなりましたね。

最後の考察・小ネタ・原作対比、当然次回も続けます。

この章に限り毎週日曜更新し、月曜には皆様へはお伝えできるようにします。

というわけで、当然次回に続く!

ここまで、2024年6月9日(日)に記載

47-⑤ 第10回(最終回)放送/「さよなら 臨店班」2024年6月15日(土)

ピョンサブロー
ピョンサブロー

いよいよ最終回!
最後
だから、「ハヤブサ消防団」最終回同様に「跳ぶ読書」オールキャスト登場の無礼講だぜっっ!

⑤-A 調査委員会

カメキチ
カメキチ

最後の不正行為「調査委員会」、原作とドラマで下記違いがあったよね!

原作/東東デンキのインサイダー取引を指示した黒幕は高橋会長。そんな高橋会長を最終的に追い詰めるのは、半沢直樹。花咲舞の報告書を基に、大演説。ちなみに紀本部長は原作では犯罪は犯しておらず、この会議の言わば傍観者。

ドラマ/東東デンキのインサイダー取引を指示した黒幕は紀本。吉原は懐柔されて事実を隠蔽しそうな雲行き。その状況にストップをかけたのは、藤枝元支店長の暴露証拠を手に、調査委員会に乱入した花咲と相馬。半沢もまた、紀本の悪事の決定的証拠を暴露。原作では銀行の元会長の高橋が逮捕されたが、ドラマでは紀本が逮捕された。

ピョン子
ピョン子

ドラマでは、下記の藤枝・元支店長が最後に悪事の証拠提出!
意外だったわ!

ヘビオ
ヘビオ

迫田孝也さん、いろんなドラマで悪役を演じて最後には葬られるのが常だった・・・(笑)
でも今回、最後に改心したイイ奴だったな・・・

ピョンサブロー
ピョンサブロー

そんな違う意味での「意外性」もあったね!
まあ、たまには「イイ奴」もまた悪くないね。

⑤-B 未来の頭取

スッポン課長
スッポン課長

最後に下記2人が「頭取を目指す」と宣言があったな。

エル
エル

最後の昇仙峡玲子の微笑み、ステキだったわ・・・
何気に髪型や雰囲気も爽やかにイメチェンして、心機一転という心意気が垣間見えたわね!

ピョンサブロー
ピョンサブロー

東京中央銀行の未来、案外明るいかもしれないね!

一言だけ、筆者より。

半沢直樹、もっと活躍して欲しかった・・・まあ、花咲舞が主人公だから仕方ないですがね・・・

⑤-C ラストシーンは続編への序章?

カメキチ
カメキチ

ラストシーン、これもまた原作とはずいぶん違ったよね!

原作/臨店班は花咲一人。「私は自分らしくあればいい」と繰り返し思う花咲。

ドラマ/臨店班に相馬が復帰。いつものように臨店に向かう相馬と花咲。

ピョンサブロー
ピョンサブロー

このことが示唆するのは、ドラマは当然・・・

そう、次回につながるということですよね・・・

ピョン子
ピョン子

昇仙峡玲子のスピンオフでもいい、続きが見たいわぁ!

エル
エル

スピンオフなら、相馬健あるい花咲健の「ダブル健」でもおもしろそう・・・

日テレさん、続編期待しますね!

さてさて、10回にわたって最後の考察・小ネタ・原作対比、続けてきました。

とりあえずこの章、これで終了とします。

ピョン子
ピョン子

下記の原作本2冊、復習しなくては!

池井戸潤先生が「誰か続きを書いて!」とインタビューでおっしゃってました。

ということは、続編小説の可能性もないこともない・・・と信じてます。

それまで、復習に励むことにしましょう。

読んだことのない方は、強くオススメです。

原作を読むことでとドラマとの世界観の違い等、再発見が楽しいですよ!

というわけで、当然次回に続く!

ここまで、2024年6月16日(日)に記載

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