花咲舞って、半沢直樹と繋がりがあるのは知ってますか?
いや、そもそも花咲舞っていうキャラクター知ってますか?
今回のお話、花咲舞関連の下記の件お伝えします。
1.花咲舞って誰?
2.花咲舞と半沢直樹の繋がり
3.花咲舞を知るには・・・
4.速報!今田美桜が続編ヒロイン
もちろん、「跳ぶ読書」はいつもの小説形式。
「花咲舞」と言えば・・・当然「あの娘」が登場します!
1-20-40話(章番号、Profile参照)
40-① 花咲舞って、知っている?
久々、登場。特大サイズのピョン子。
平日午後のまったりとした時間、ピョン子の声が会社のフロア中に響き渡った。
隅の方では、コソコソと・・・
どうしたの?
こんな時に頼りになるのは、当然「跳ぶ読書の情報屋」ことカメキチ。
またいつものように、スッポン課長が無理言っているようだけど、その無理を論破してるんじゃないの?
さすが、当社の「花咲舞」だね!
いつもながらカッコイイわ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
ところで「花咲舞」って誰?
そっかぁ~、エルちゃんは池井戸潤先生の「不祥事」や「花咲舞が黙ってない」読んでないんだね!
えへへ、いつか読もうと思ってるんだけどね・・・
じゃあ、教えてあげよう!
花咲舞について描写、ボクが大好きな描写が下記の通りだよ!
どきっとするほど綺麗な女だが、なにか一本、スジが通っているようなそんな迫力さえ感じさせる接客態度に、油断すると気圧されそうになる。怒りを極端に増幅させることで、男は相手から受ける威圧感に対抗するしかなかった。
池井戸潤「不祥事」より
カッコいいわぁ~。女性の私でも憧れるわね。
どんな作品で登場するの?
「花咲舞」が登場する作品、下記の2作品だよ!
1.不祥事(2004年8月初版)
2.花咲舞が黙ってない(2017年9月初版)
ちょっとだけ豆知識だけど、この講談社文庫の「新装増補版 花咲舞が黙ってない」だと、下記の特別収録短編「犬にきいてみろ」が載っているんだ。昔は電子書籍のみだったけど、今はこれを買えば紙の本で読むことができるんだ!
(でも、読んでない人は下記は必読オススメだよ。「隠れた名作」だと思っている作品なんだ!シリーズ唯一、花咲舞のお見合シーンもあるんだよ!)
★ 犬にきいてみろ(2016年7月 Kindle Single)
へぇ~。そもそも、このシリーズってどんな物語なの?
「花咲舞」シリーズ、簡単に言うと、こんな作品だよ!
・「正論のカタマリ」の主人公、銀行員・花咲舞
・支店では人気・実力あるテラー(窓口担当)だったが、支店統括部 臨店班に異動を命じられる。臨店班とは、銀行の様々なトラブルや問題を解決するのが業務の部署である。
・理不尽な慣習や不正行為が見逃せず、間違っていることは徹底的に追及。
・悪事を暴かれた相手が声を荒げても、「いいえ、黙りません」と決して引かない。
・テラーとしての能力は抜群に優秀。その能力を駆使し、銀行の問題を解決していく。
なるほど、楽しそう・・・
40-② 花咲舞と半沢直樹の繋がり
知ってるかい?「花咲舞が黙ってない」には、あの半沢直樹が登場するんだよ!
ええ?「半沢直樹」の作者さんが怒るのでは?・・・と一瞬思ったけど、どちらも池井戸潤先生なのね!
「花咲舞が黙ってない」では半沢直樹の初登場シーン、こんな風に描写されているんだ!
男には独特の気配が漂っていた。果たしてそれがなんであるかと考えた八坂が辿り着いた結論は、凄み、である。
(中略)
この半沢という男が発しているのは、金貸しの凄み、まさしくそのものであった。
池井戸潤「花咲舞が黙ってない」より
どんな風に「半沢直樹」と「花咲舞」が繋がっていくのかしら?
「花咲舞が黙ってない」での半沢直樹、ちょっとだけネタバレすると、2人の関係は下記の通りだよ!
・花咲舞が勤務している「東京第一銀行」、そして半沢直樹が勤務している「産業中央銀行」は、合併の話が進行していた。(後に合併し、東京中央銀行となる。)
・花咲舞と半沢直樹、直接会ったり話したりするシーンはない。
・花咲舞が作成した報告書(内部告発文書)、昇仙峡玲子へ託す。昇仙峡玲子は矜持を見せ、半沢直樹にその報告書を託す(と思われる)。
・半沢直樹は産業中央銀行頭取の代理で、東京第一銀行の査問会議に出席。報告書を基に、東京第一銀行・高橋会長のインサイダー取引の事実を糾弾・追求。東京第一銀行の良識を問うこととなる。
「半沢直樹」は「花咲舞」の情報で、大活躍するのね!
そう、異なる作品の2人が「花咲舞が黙ってない」では大活躍するんだ!
池井戸潤先生の世界って、異なる作品に共通した企業や人が登場することがあるのは知ってるかい?
そう言えば・・・思い当たるのもあるかも・・・
そう、思い当たる件、ちょっと挙げると下記かなぁ・・・
・白水銀行:「下町ロケット」、「ルーズヴェルトゲーム」、「株価暴落」等
・ナカシマ工業:「半沢直樹」「下町ロケット」、「ルーズヴェルトゲーム」等
・帝国重工:「半沢直樹」「下町ロケット」、「ルーズヴェルトゲーム」等
・紀本平八:「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」等
池井戸先生の世界って、いろんな作品で縦断されているのね・・・面白いわ!
40-③ 花咲舞を知るには・・・
「花咲舞」、もっと知りたくなってきた・・・何から入ればいいのかしら?
「花咲舞」を知るには・・・下記がオススメだよ!
A.花咲舞 小説
まず基本は、さっきも言った下記2冊の「花咲舞」の小説だよね!
1.不祥事(2004年8月初版)
2.花咲舞が黙ってない(2017年9月初版)
さっきも言った豆知識だけど、この講談社文庫の「新装増補版 花咲舞が黙ってない」だと、下記の特別収録短編「犬にきいてみろ」が載っているんだ。「隠れた名作」だよぉ!昔は電子書籍のみだったけど、今はこれを買えば紙の本で読むことができるんだ!
★ 犬にきいてみろ(2016年7月 Kindle Single)
「花咲舞が黙ってない」をもし講談社文庫版以前で購入した人は、上記amazon の「kindle Single」で読むのもいいよね!
花咲舞のお見合シーンがあるのよね・・・読んでみたいわ!
ちなみに著者も、下記で「犬にきいてみろ」の件は書いてます・・・・・・
B.花咲舞が黙ってない 漫画
ちょっと、楽しそうな花咲舞のお話しているみたいね!
あら「我が社の花咲舞」じゃなくて、ピョン子さん・・・
「花咲舞が黙ってない」は下記もマストよ!
Kiss コミックスだと「花咲舞が黙ってない」は全9巻。このくらいだと、電子書籍で一気に読むのがオススメね!
著者の私も、実際購入してみました。
コミックスだと「アナザーストーリー」になりがちですが、これがなかなか・・・
こちらは読んでない方多いでしょうが、強くオススメ!
「花咲舞」の別の見方が「視覚的」にできます!
C.花咲舞が黙ってない 配信/花咲舞が黙ってない2 キャスト
「視覚的」と言えば、ドラマだよね!
ドラマ「花咲舞が黙ってない」は下記で配信してるわ!
あら「花咲舞」は杏さんが演じているのね・・・
「無料トライアル」はまだあるかどうかわからないけど、見ておきたいドラマだよね!
私はいっそのことドラマ「花咲舞が黙ってない」は下記で一括購入も手だと思うわ!
ドラマ「花咲舞が黙ってない」って2014年の第1シリーズ、そして2015年の第2シリーズがあるんだよ!
ドラマ「花咲舞が黙ってない」って、すべて小説が原作としているのかしら・・・
いい所に気づいたね。ドラマ「花咲舞が黙ってない」って、池井戸先生の数ある作品のうちの短編を原作にしている回、数多いんだ!例を挙げると下記の通り。
●第1シリーズ(2014年~)
・第6話『銀行総務特命』より「官能銀行」
・第8話『銀行総務特命』より「ペイオフの罠」
●第2シリーズ(2015年~)
・第1話『銀行仕置人』より「スクープ」
・第2話『銀行仕置人』より「金庫番」
・第3話『銀行狐』より「現金その場かぎり」
・第4話『銀行総務特命』より「ストーカー」
・第5話『仇敵』より「密計」
・第6話『かばん屋の相続』より「セールストーク」
・第7話『仇敵』より「漏洩」
・第8話『銀行総務特命』より「遅延稟議」
・第9話『かばん屋の相続』より「手形の行方」
・第10話『銀行狐』より「銀行狐」
・第11話=最終話 『銀行総務特命』より「煉瓦のよう」
ドラマ「花咲舞が黙ってない」って、第2シリーズはほとんど原作が別の小説なのね・・・
時系列的に見ると、ドラマ「花咲舞が黙ってない」って、2016年から読売新聞で連載された小説「花咲舞が黙ってない」以前の話なんだよ!
だからこと「花咲舞が黙ってない」、ドラマや映画等で続編が見たいわ!
そう、「花咲舞が黙ってない」って、続編の余地がまだまだあるよね・・・ぜひとも実現希望だね!
40-④ 速報!今田美桜が続編ヒロイン
ここで、2024年2月の速報!「花咲舞が黙ってない」のドラマ続編が、2024年の4月から今田美桜さんがヒロインで放映決定!
きゃあ~~!とってもとっても嬉しいわ!!
YouTubeでは下記のように今田美桜さんが言っているよ!!
「サプライズの共演者」って、誰かしら?キャストも一新なのね。
まあ、4月までに発表されるだろうけど・・・半沢直樹役で堺雅人さんでも登場したら、歓喜・歓喜・歓喜だね!
放送局が違うから難しいかもしれないけど、実現したら物凄い視聴率になりそうよね!
続編「ドラマ花咲舞が黙ってない」については、新たに下記でも御紹介させていただいてます。
ここで、続編速報の続き。下記で毎週毎週、続編の考察・小ネタ・原作対比等を発信してます。
5話までが前編、それ以降が後編になってます。
毎週更新の章です。ぜひ、ライブでお楽しみ下さいね。
今回、まとめると下記のようになるよぉ!
(今回も、主人公なのに出番がなかった・・・)
1.花咲舞とは、「不祥事」「花咲舞が黙ってない」登場のヒロイン。
2.花咲舞と半沢直樹の繋がり、「花咲舞が黙ってない」で2人は登場。
3.花咲舞を知るには、小説・漫画・配信・DVD等数多くある。続編の余地、まだまだある(ように思える・・・)
4.速報!2024年4月から、今田美桜さんがヒロインでドラマ続編の放映決定!!(今回は速報が入ったから3行じゃなくなったけど、お許しを・・・)
というワケで・・・・・・当然、次回に続く。
1-20-40話終了/1-20-41話に続く