通勤途中、女性がガーベラを抱えていたのを見た
モノクロ風景の中で、一部だけのカラー画像の感覚
その発する美しさに目を奪われた
その発する美しさの基は何か?
何の力がそうさせるのか?
ピョンサブローは考えながらも、会社に急いでいた・・・・・・
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12-① 人事といっても、所詮は上司との人間関係が全てだ
前回の続きである・・・・・・

次に映画化される池井戸作品は・・・もう時間がないから、今度の昼メシの時に話をしよう!

了解!!!
そして、時刻はランチタイム。2人は行きつけのラーメン屋にいた。

大将、こっちはニンニクヤサイマシマシでカラメで!

こっちはカラメアブラでニンニクマシマシで!
まるで呪文を唱えるようにオーダーする2人だった。
余談だけど二郎系ラーメン、筆者は好きです・・・・・・

ところで、こないだ話していた池井戸作品の新映画化って、何の作品が映画化されることに決まったんだい?
「2022年3月1日に㈱文藝春秋からリリースされたのは「シャイロックの子供たち」の映画化とドラマ化のダブル映像化さ。映画は2023年あたりに松竹から配給、ドラマ版はWOWWOWから制作および放送・配信らしい。まだまだ詳細は決まってないらしいけど、楽しみだね。」
「さすがはカメキチ、情報が早いね」
ちなみにこれは、2022年4月あたりの設定です・・・古くなったら・・・許してね・・・・
「ところでカメキチ、ウチの課で先日話に出たんだけど、カメキチの上司に「スッポン」野郎がいるよね。名前のごとく喰い付いたら離れない強引な営業態度で上からの覚えもオメデタイけど、その分部下にはとっても厳しいんだって? 毎年、何人もの新人がすぐに退職してしまうという繰り返しだって? でも、今年はカメキチが「スッポン」の部下に配属され、なぜかうまく行っているという噂があるんだけど・・・」
「ピョンサブロー、さっき話に出た池井戸潤の「シャイロックの子供たち」には、下記のように書いてあるんだ」
人事といっても、所詮は上司との人間関係が全てだ。
池井戸潤の「シャイロックの子供たち」
「ピョンサブロー、カメキチ様はスッポン野郎にこびへつらう気はない。むしろ、メチャメチャ嫌いなタイプなヤツだ。でも上司との人間関係って、会社ではすごく大事なポイントなんだ。オレの将来=人事って、結局上司との関係さ。だから、必要最小限で現実的対応で要領よくオトナの行動をするだけさ」

カメキチって、オトナだね・・・・・・
カメとスッポン、カメの似た者同士でうまく行っているだけじゃね・・・

このあたりは、うるさいヘビが出没するようだ。ヘビはほっておいて、話を続けよう。
12-② 負け犬は最初から負け犬ではなく、負け犬だと思ったときから負け犬になる
ラーメンを食べながらも、カメキチの話は続く。
「さっき話した池井戸潤の「シャイロックの子供たち」には、こんな記載があるんだ」
さすがに三十年近くも銀行員をやっていると自分が人事部からどう思われているか、どんな役回りを期待されているのか、だいたい見えてくる。
池井戸潤の「シャイロックの子供たち」
父は負け犬だった。負け犬は最初から負け犬ではなく、負け犬だと思ったときから負け犬になる。
池井戸潤の「シャイロックの子供たち」
「ピョンサブロー、恥ずかしいけどオレのオヤジを思い出したんだ。オヤジは既にあきらめていた。言い換えると、あきらめていたからこそ負け犬だった。そう、負け犬だと自覚してしまっていたんだ・・・・・・」

カメキチにも、そんな過去があったんだ・・・
「だからこそ、オレは絶対にあきらめない。あきらめて、ねじ曲がったりは絶対しないつもりだ!絶対にしぶとく、あきらめずに生きて行ってやるんだ!」
粘着質的なしぶとさなら、負けないぜっっ!!!

本当にこのあたり、今日はヘビがうるさく出没する・・・ほっておいて、話を続けよう。
12-③ 組織では正しい者が常に勝者になれるわけではないのだ。
「でもね、ピョンサブロー。池井戸潤の「シャイロックの子供たち」には、こんな記載もあるんだ。」
組織では正しい者が常に勝者になれるわけではないのだ。
池井戸潤の「シャイロックの子供たち」
「そう、正しいことだけしていればいいというワケではないのかもしれないね。常に状況を判断して、モアベターな道を探って行くしかないんだ。勝者になるには、正しい事だけをしている正しい者ではダメなんだ。」

そうか・・・じゃあヘビオのように「邪な(よこしまな)生き方」も必要なんだね。

・・・アイツみたいに「邪(よこしま)」すぎるのも問題なんだけどね・・・
うるせー・・・

今日は本当によく、ヘビが出没する日だ・・・ヘビオの相手、そろそろ飽きてきた?
「ところでピョンサブロー、「邪(よこしま)」で思い出したけど池井戸作品で「不正な談合」がテーマの1つとなっているあの作品は読んだかい?」
「おう、あの作品だろ。作品の名前は・・・
今回はヘビがずいぶん出没するようだし、作品の名前は・・・・・・・・・当然、次回に続く
まとめ 「シャイロックの子供たち」
① 人事といっても、所詮は上司との人間関係が全てだ
② 負け犬は最初から負け犬ではなく、負け犬だと思ったときから負け犬になる
③ 組織では正しい者が常に勝者になれるわけではないのだ
・カメキチの父親の話まで出てきました。新しい彼の顔が垣間見られましたね。そう、しぶとく・あきらめずに生きていくということは大事ですね。常にあきらめずに挑戦して生きていきたいものです。
・勝者になるには正しいことをしているだけではダメ・・・確かにそうかもしれませんね。とても哀しいことです。
・「シャイロックの子供たち」の映画化の話、詳細がわかりましたらまた記載します。映画、楽しみですね。
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ガーベラの花言葉を知っているかい?
「希望」「常に前進」だそうだ
とっても、前向きなんだね
それがこの力強い程の美しさを生んでいるのかな?
でも、なぜか哀しみも同時に感じてしまう・・・・・・
そんなことを考えながら歩くピョンサブローだった
1-12-12話終了/1-13-13話に続く
*2022年5月9日初掲載